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一部の写真はクリックで拡大します

2017年09月24日

アルプス標高3000mの立山を歩いて 3

長くなってしまいましたが、今夜が最後です。

アルプス標高3000mの立山へ 1 
北アルプス標高3000mの立山へ 2 

1の話で黒部ダムから室堂へ、いわゆる立山黒部アルペンルートを移動してきました。
2では室堂から約二時間、立山の雄山へと登りました。


山頂に着いてからも帰りのルートをどうしようかとちょっと迷っていました。
同じ道を戻るか
それとも立山三山を歩いて、その先から室堂へ下るか。
大走りと言われているルートです。
前回歩いたときは、その大走りを下りました。

とりあえず、大汝山まで行ってから決めよう。
立山の最高峰ですからね、私、高いところ好きですw

雄山・大汝山

雄山からの縦走路へと一歩入ると、正面には剣岳の頂が見えています。
槍ヶ岳が針のようにとんがっているいただきに対して、こちらは重厚感ある・・・剣・・・あぁだから剣岳なんだと昔思ったことがあります。
南北100キロある北アルプスの北に剣を、南には槍を構える北アルプス。なんか格好いいなぁ。

登ってきた雄山が3003mに対して、大汝は3015m、だから標高差12mをちょろっと登るだけ・・・・なんてことはありません。稜線歩きですので、せっかく登ったものを下るのには抵抗がありますが、雄山から一度少し下って登り返します。

雄山・大汝山

少し歩いてきて振り返ると、雄山がそれは高いこと。
神社が山頂に乗っかっています。
この神社まで上がっても剣岳見えるんでしたね。

大汝山までは20分程度。

雄山・大汝山

西側に室堂が開けて見えています。
富山市街にはガスが出てきていました。
数時間前に下から見上げていた、一番上の空との境まで登ってきました。
時計を見ると13時

ここで、同じ道を戻ることに決めました。
雄山から一の越を経由して室堂に戻れば多分1時間45分ほどでしょう。もっと早いかもしれません。
でも、この先別山手前から大走りを下ると早くて2時間。
バスの最終は16時30分発だけれど、もう一本くらい早いのに乗りたいし。
ということで、間に合わないわけではありませんが、時間を優先しました。
室堂に戻ったらもう一度みくりが池も見ていきたいし。

そうと決まれば心のゆとりもできて、意味もなく山の空気を深呼吸して体の空気を入れ替えようとしてみたり、目を閉じて心で周りの景色を見てみようとしてみたり(見えるわけありません)

雄山・大汝山

大汝山はこれと言って山頂が明確ではありませんので、天気によっては見過ごすかもしれませんが、休憩所があるので、それが目印になります。
よっこいしょっと岩をまたいだところで山頂としましょう。

雄山・大汝山

雄山からは見えなかったダムや黒部平のロープウエイの駅も見えています。
肉眼でダムにいる人までは見ることができません。

まぁまぁ、良くここまで来たものだと、横に長い景色にカメラを振って撮影してみました。

立山・大汝山からのアルプスの眺め(山名入)

大汝山からの後立山連峰・北アルプスの眺め
横長写真です。クリックで拡大。

白馬岳、ちゃーんと見えています。
それと、写真では薄くなってしまったので、文字を置きましたが、餓鬼岳の岳の字の左下に富士山も顔を出してくれていました。
ありがたやー。


風で体が少し寒く感じるくらいの時間、他にどなたもいませんでしたので、山頂を独り占めさせていただきました。

雄山・大汝山

雄山・大汝山

反対側、富山側では少しずつですが雲が立ち上がり始めています。
この時間までよく天気がもってくれました。
・・・今年のシーズンも間もなく終わりなんだなぁ。
午後になって陽が傾いてくる頃にそんなことを考えるとやたらと寂しく感じます。
もう一回くらい山に行けるかな?
二回??
なんて、現状ではフロントが手薄ということもあり、週に一日休みをとることさえ他のスタッフに申し訳ない状況。・・・と言いながらもしっかりと休ませてもらっていますけどw

雄山・大汝山

岩にくっついて、ミヤマダイコンソウがきれいに赤くなっていました。
この日一番の紅葉!?


雄山へ戻り、山頂からの景色にはまたいつか、と別れを告げて一の越へ下ります。
あとは歩きやすい道を室堂に向けて降りていく、往路と同じ道を通りました。

雄山・大汝山

午後になって光線が黄色味を増してきて、ナナカマドが朝よりも紅葉したように思った帰路。
また、あちこちで株はあったのですが、もっといい具合に逆光の真っ赤なチングルマがあったらよかったのですが、葉の色づき具合、穂がどれくらい残っているか、個体差がかなりあります。

雄山・大汝山

山頂から室堂山荘まで、下りは一時間程度で降りられました。
このペースなら大走りでも問題なかったかもしれません。
でも、山頂で余裕をかましてのんびりしたので、それはそれでよかったのかなと、山では後悔してはいけないんです。


室堂散策

みどりが池手前から見上げる立山
雲のまだらが山肌に影を作っていました。

まもなく紅葉のいい季節を迎えようとしています。

室堂散策

帰り道で立ち寄ったみどりが池
雪の頃もいいですが、色彩は今の季節の方が好きです。
池に空の青が写りこむ様も素敵です。
山崎カールも見えています。


何年も立ち入り規制が解除されませんが、地獄谷をエンマ台からのぞいていきました。

室堂散策

かつてツアーでアルペンルートに来ると、山に登る時間はありませんでしたので、この辺りまでをよく散策していましたっけ。懐かしい。
箱根のように立山温泉玉子が作れたりしたらいいのに・・・。

また、最後に訪れたみくりが池の風はおさまることはありませんでした。

室堂散策

朝、この池を久しぶりに見ることからスタートした(正確にはその前にそば食べた)ことから始まった立山ピストン

最後は池の周辺でライチョウでもカメラに収めて行こうと思ってうろうろしてみましたが、残念ながら会うことはできず。無駄に15時30分のバスに間に合いませんでした。
16時のトロリーバスで往路を戻ります。

ほぼ営業終了で、売店の皆さんもあまりやる気がない感じの中で戻っていきます。
黒部ダムの放水も終了していました。
が、最後にちょろっとだけ放水というか、水漏れのようにも見えたのですが、身を乗り出して・・・

室堂散策

写真の右側、わかりますか??
・・・もれてました(笑)


丸一日楽しませていただいた立山登山、雄山登山??
近いんですけど、立山まで行く往復の費用が・・・・9月中に実施している長野県民割引を利用して、扇沢から室堂往復で 8160円。
ホテル一泊できます!
通常が9200円くらいですから、それでもお得ではありますが、毎度気軽に行ってくるにはちょっと痛い出費です。
でも、うん、こんな天気なら良かったです。


天気を確認して、仮に雄山まで登らなかったとしても、乗り物を乗り継ぐことだけでも楽しい。
室堂まで上がり、外に出た際に見えている立山の姿だけでも充分に価値があると思います。
足に自信が無くっても、先人たちの作った乗り物で森林限界を超えられるのは、当たり前に思ったらいけないというか、特別なんだなぁと。
だから出費にも目をつぶり、払ったものは帰ってこないということで、楽しみたいですね。


はい、やっぱりまた行きたいです。立山。
雪の時期よりは、私は花が好きですから夏の花の季節がいいです。
それかかれこれ15年くらい足を踏み入れていない剣岳、当時は標高2998mだった時です。
手を伸ばして、3000m!と写真を撮りましたが、今は測りなおして標高変わりましたものね。
そもそも日帰りで白馬村からの往復はできないので、行くことは未定ですが。

いつかまた、それまで時々写真を見ながら、にやけることとしましょう。



長くなってしまいすみませんでした・・・
とみしん
23:17 | Comment(2)
この記事へのコメント
アルペンルートは私も久しく行ってません(白馬はしょっちゅう行くのに)が、とみしんさんのブログで自分も旅に行ったみたいに楽しめました。ありがとうございました。また楽しみにしています。
Posted by まるちょこ at 2017年09月26日 18:55
でもでも、やっぱり久しぶりに行くと現場の感動力といいますか、迫力、本物の力に圧倒されて、来てよかったなって思えました。
最近は外に出る機会が減ってしまっていますが、何よりも自分が楽しいですし、これからもよろしくお願いします。
Posted by とみしん at 2017年10月01日 11:34
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