ここに書かれた記事などはスタッフ個人の意見や主張を含む場合があります。白馬ハイランドホテルはその内容や真偽についての一切の責任を負わないこととします。

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2017年09月29日

たまちゃん快晴のロングトレッキング五竜1

やっと行ってこれたの!!
これだけ天気がよろしくない今年の夏が終わり、秋を迎えている中。
仕事が休みの日はあっても、毎回天気がいいとは限りません。

今回貴重な日を迎えることができたたまちゃん
このグリーンシーズン中としては、今回の山旅は今年一番の思い出になるであろう日を迎えました。
9月25日

まだ外は真っ暗の中で目を覚まし、それも慣れてはいるんですが、でもあえてほんの少しの寝坊・・・
気持ち急いで支度をし、家を出たのは5:00頃のこと。
こんな時間にはまだリフトは動いていませんが、迷いなく向かうのは黒菱林道です。
カフェテリアまで車で上がり、軽くストレッチをして、明るんでくる中を歩きだしました。

五竜まで登ってきたい。

この日の目標です。
黒菱に車を置いておけば、万が一最終のリフト営業が終わっても、歩いて降りることができる。
それが理由で黒菱を選びました。

ただ、黒菱から第一ケルンまでというのが結構な登りです。
特に歩き出しの場所は、冬のコブ斜面で有名な黒菱のう回路。
傾斜が30度近いところを登るのは歩き出し早々、心が折れそうになります。
それをフォローしてくれるものがありました。

光です。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

日の出前ですが、今か今か、眼下にはうっすらと雲海が広がり、私はその上の、雲の上を進んでいるんだ。上に登ればきっといい景色が待っているんだ。
そんな気持ちの光がたまちゃんの心に励ましの炎を授け、きゃしゃな身体に「急だ、疲れる」という意識を「前に進もう」という気持ちに上書きしてくれました。

肌寒いを通り越して、ちょっと寒い。
でもだからこそこの景色なんだ。
5時40分のことです。


黒菱平の鎌池湿原まで登ってくると狙っていた、正確にはそれ以上の景色がたまちゃんの目を奪います。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

モルゲンロート
ホテルから見るものとはふた味くらい違う美しさ。
鳥肌が立つというよりは、この景色を独り占めしてしまってもったいないようにも感じつつ。
瞬きを忘れるという時間を体験しました。

5時45分

ここから第一ケルンまで登る石畳の道を進んでいくと、ふと、後ろから気配を感じ、おもむろにスマホのカメラを出して構えます。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

5時50分 ご来光
この瞬間、一日が始まりました。
周りの草木、石、すべての物に陽が当たります。目覚めの瞬間。
眩しいという感じよりは、温かい・・・。
知っているはずの場所が新しく見えた瞬間でした。


つづら折りの石畳の道を登り、八方池山荘までやってくる頃には、外の色も落ち着いてきています。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

6時5分
まだ朝日で黄色みがかっていますが、白馬三山のこの景色
村は雲海の下でしたので、それよりも高いところにいて、なおかつ起きていない限り出会えない景色。

美しい。

こんな時間にリフトが動いていたらもっとたくさんの方が感動できるのに。
そんなことを考えていました。


太陽が少しずつ高くなると、背後にあった雲海の雲も動きます。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

また、朝日の下から東の山がシルエットを明らかにしてきています。
振り返ったところから眺める妙高、火打、乙妻高妻


ここまで気持ちのいい天気だと、写真を撮るというよりは、今の景色をしっかり残しておきたいという気持ちでシャッターボタンを押していました。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

6時15分
素晴らしい朝です。

そう言えば、朝ごはんどうしたんでしょうね??

普段暮らしている場所では感じたことが無い、景色の雄大さ。
地平の向こうまで続く雲海に太陽 6時18分

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

景色が大きいというか、こんなスケールの景色の中にいられることに感謝をしながら。
アルプスの稜線でもないのにこんな景色を見ながらそこに立っているというのは、やっぱり特別なことでしょうね。

五竜岳、鹿島槍と爺ヶ岳

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

朝の斜めからの光線が山肌に深い陰影を作り、山がドラマチックに見えます。

朝日がさしこむとともにとけてしまったようですが、うっすらと霜が降りていました。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

まだ長い自分の影が日の光が斜めであることを知らせます。
第二ケルン手前の左側通行と書いてある木道のところ。
たまちゃんえらいでしょう??
誰もいなくっても、ちゃんと左側通行中です。 6時22分


第二ケルンのところまで登ってくると、再び白馬三山が目に飛び込んできます。
歩き始めたころよりも確実に近く、大きくなっている白馬三山。

早朝トレッキング八方尾根から唐松へ

何枚でもこの写真を撮ってしまいますが、普段見ている私たちにとっても、このアルプスの景色というのは特別なものです。


気が付けば標高は2000mを超え、八方池近くまでやってきました。6時37分

早朝の八方尾根から唐松へ

スゴイキレイ
自然にこの言葉が出るほどの静かな景色がそこにはありました。

動画を撮っています。

https://youtu.be/Lmu8N30pJKA

実際にはカメラ越しには伝えきれないくらいの空気感があったんでしょうね。


紅葉が進んできている下の樺を通ります。

早朝の八方尾根から唐松へ

6時47分

ちょっとこんな写真もあり??

早朝の八方尾根から唐松へ

下の樺の大きなダケカンバを真下から撮ってみました。
朝日の感じがいいでしょう??


歩みを進めると次第に山も秋の様相が強まってきます。
茶色と黄色が主体。緑色は少なくなりました。

早朝の八方尾根から唐松へ

この景色があるから頑張れます。
残っている雪の面積は小さくなりましたが、扇の雪渓 7時14分

早朝の八方尾根から唐松へ

たまちゃんの話では30年位前はもっともっと大きな雪渓だったんですって。
それでも秋にこれだけ残っています。
このまま完全には消えないまま、また新しい雪を迎えるのでしょうか。


扇の雪渓からわずか15分後、丸山ケルンに立ちます。

早朝の八方尾根から唐松へ

朝だと普段以上に高い場所に来た。
そんな気持ちになりますね。
普段から確かに2500m近いですから高いんですけれど、朝だと改めてそんな気持ちになります。

やっぱりすごい
丸山からのぐるっと眺めをカメラに収めてみました。

https://www.youtube.com/watch?v=Zi-z-uaQW4I&feature=youtu.be


少し歩いていく中で、ふと気づきます。

早朝の八方尾根から唐松へ

この写真の中に「それ」はあるのですが、わかりますでしょうか??
こんな早朝にもかかわらず、八方池山荘に泊っていたのでしょうか、他にも歩いている方がいらっしゃって、その方に教えたところ、とても喜んでくれた「あの山」です。
写真中央やや左
富士山です。
写真だと見えづらいですが、肉眼ではしっかりと見えていました。
余すことなく景色も楽しめたこの日。
たまちゃんには記念日になったでしょうね。


早朝の八方尾根から唐松へ

丸山の先、このZカーブを過ぎれば、残りわずかで稜線です。
このポイントで7時54分、そろそろゴンドラが動き出す時間です。


雲のせい・・・鎖のカーブ

早朝の八方尾根から唐松へ

なんだかすごい場所に見えます。大変危険に見えます。
確かに気をつけて通過したい場所ですが、黒部川の水平歩道??のようにも見える高度感
ここを超えたらあと3つカーブを曲がれば稜線なんです。あとわずか。

そして時計が8時を回るころ、唐松岳頂上山荘の唐松、五竜への分岐までやってきました。

早朝の八方尾根から唐松へ

ちなみに第一ケルンが6時でしたから、ここまで2時間

お断りしておきますが、一般的なペースではありませんので、2時間で行ける場所ではないということだけ、お間違えの無いようにしましょう。
たまちゃんの身体は特別仕様です。普通に山歩きのペースで3時間30分ほどみておくことをお勧めしますw



続きはまた後日、さらに足を進めます。



写真 たまちゃん
文 とみしん
23:49 | Comment(0)
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