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2018年06月27日

シーズン初の八方尾根に登って その2

白馬大雪渓を見たことで、どこか心に火がついていた?
ただ、白馬大雪渓で山っていいなと思ったことはこの日に八方尾根を歩いたきっかけになったのは事実です。

八方池か、その先無理せずに行けるところまで行ければいいなと思って歩いたのですが、なんだかんだで丸山ケルンまで登ってきました。


ゴンドラ乗車から丸山ケルン編(その1)


今の季節は冬道と呼ばれる、尾根沿いを歩くルートになっていますが、これが雪が消えて行って夏道に変わったとしても、私の中では

八方池 ⇔ 丸山ケルン
丸山ケルン ⇔ 唐松岳

これを比べると、八方池⇔丸山ケルンの方が大変。
そんな感覚です。

丸山ケルン到着はお昼前でしたし、少し早めのお昼にするか、それとももう少しだけ行ってみるか。
八方池から先へは、行けたら行きたいと歩く前から考えていたことですが、丸山ケルンから先のことはあまり考えていませんでした。

でも、もう少しだけ歩いてみましょうか??
せめて12時過ぎまで歩いて行っても、帰りはそんなに遅くにはならないでしょう。
唐松山荘まで行ける?
その手前の不帰キレットと唐松岳が大きく開ける場所までにする??
悩んでも時間だけが過ぎていきます。
だったら進みましょう!


しばし考えたのち、もう少し進むことにしました。
12時を目安にどこまで行くか?

急な個所も多くありません。
一部雪の上を歩く箇所はありましたが、アイゼンの類はなくても大丈夫です。
(丸山ケルンまでの登りの方が急な雪の斜面がありました)
また、この辺りから花の数がぐっと減ります。
雪どけしたばかりで、花が咲いていないんです。
花三昧になるのはもう少し経ってからでしょうね。

唐松岳へ

それでも少し歩いていくと、チングルマの株を見つけてテンションアップ
この場所が唐松岳と不帰キレットの景色が開ける場所です。

唐松岳へ


迫力だけが抜け落ちてしまったのですが、その場所からの眺め
実際に大きな景色であったことは間違いありません。

尾根に沿って道は続きます。
冬道はところどころで夏道と合流しては、また尾根に分かれるというのを繰り返します。
この写真で場所が分かったら、唐松岳何度も登っている方でしょう。

唐松岳へ

夏道がZに折れるところ。
冬道と夏道の合流箇所。
この場所からだと唐松山荘まで20分の位置
時計は12時です。

リフトは16時過ぎまで動いていますので、それは気になりませんでしたが、私15時過ぎにはリフトに乗って降り始めたいと思っていたんです。だから時間を気にしていました。
時計を見ながら悩むも、ここからならあとおおよそ20分で唐松山荘・・・。

天気も良好のようです。
剣岳、見たいですよね。
ブログ的にも稜線までは行ってみたほうがいいかな。
変なことを考えるものです。

でも行ってよかった。
思ってもいなかった花を見つけましたよ。
足を置きそうな小さな窪みに咲いていた二輪の花

唐松岳へ

イワヒゲ
このルートでイワヒゲを見たのは確か初めて
小さな発見でしたが、嬉しかった。

唐松岳へ

冬道の尾根から見下ろす夏道
まだ雪に埋もれています。


そして唐松岳もだいぶ近づきます。

唐松岳へ

あのでっぱりを越えたら唐松山荘です。
あと少し

その「でっぱり」への登り

唐松岳へ

両側が切れ落ちたナイフリッジとは言いませんが、尾根の道を行き、とんがりを左側から回り込みます。

ひと登りすれば唐松岳頂上宿舎上部に出ます。
やってきました稜線

唐松岳へ

左下の黒い線が頂上宿舎の屋根

左右に分かれる登山道。ここから右手に登山道を進めば、そのまま唐松岳へと一度下って登り返すのですが、この時期に来たからこそ、あえて遠くなりますが左側へ下ります。
唐松山荘へと下る。そんなイメージでしょうか。

なんで遠回りをするか、それはこれに出会うため

唐松岳へ

ミヤマクロユリ咲いていました。

この時期は雪どけとともに唐松山荘の裏側あたりがちょっとしたお花畑になるんです。
山の上でいきいきと咲く花、葉っぱもみずみずしかった。

クロユリの脇には、出会えてうれしい花が盛りです!!

唐松岳へ

タクサンイチゲならぬハクサンイチゲとミヤマダイコンソウ

まさに春うららな花たちが迎えてくれました。
ここだけ本当にきれいでしたよ。
いつも夏に通ると花は終わっていますものね。


唐松岳頂上宿舎の表側に回ります。

唐松岳登山

時計は12時25分を指していました。
もうこうなったら唐松山頂まで行かないともったいない。
お昼ご飯も山頂で食べよう。

山小屋の先のコマクサロードではさすがにまだ花には早いですが、コマクサがこんな状態になっています。

唐松岳登山

つぼみが出てきていますね。
唐松岳のコマクサ群落は7月中旬から見ごろを迎えそうです。


そして山頂へ
最後の登りと分かってはいても、ヒーヒー言いながらです。
それでもゆっくり登って唐松岳2696m

唐松岳登山


時計は12:45。
お楽しみのランチタイム

そして周囲の景色をカメラに収めましょう。

唐松岳登山

不帰キレットと天狗尾根、その先に雲に隠れますが白馬鑓からの白馬三山
すごい岩の感じがなんとも言えません。私こっち向いてお弁当を食べるのが好きですw

唐松岳登山

こちらは登って来た側、五竜岳です。
昨年、スタッフたまちゃんは八方尾根から五竜岳までを日帰りで往復していました。
今の時期は雪がまだそれなりに残るので、その景色がまたいいんです。


雲の影で見えづらかったのですが、立山連峰

唐松岳登山

剣岳が正面、左側に立山です
お昼を食べながら良くなるかなと思っていたのですが、景色に大きな変化は見られずでした。

登ってきたルート、唐松山荘から五竜岳のパノラマ

唐松岳登山

今年初登頂にして、これだけ見えてくれたのは嬉しい限りでした。

惜しい気持ちを持ちながらの下山開始
この景色の中に居たい・・・。

登山道わきで咲いていた小さな花

唐松岳登山

ホテルでも育てていますが、花は咲きません・・・。
イワウメ

唐松山荘の裏手にある、烏天狗岩(顔に見える岩)

唐松岳登山

こんなのを見ながら帰ります。

午後になって少し晴れ間も広がってきました。

唐松岳登山

こんなに高い場所に自分がいるんだと思うと、身体の中までスーッと澄んでいくような錯覚にとらわれます。

雲の上のような眺めと、岩と雪が作るダイナミックな岩肌

唐松岳から八方池

改めて山っていいなぁ。
すでに次はどこに行こう??
そんなことを考えながら・・・。

登りの際に急だった雪の斜面を下ります。
ストックも持っていなかったのは反省。

唐松岳から八方池

普通に降りられましたが、アイゼンかストックはあったほうがいいです。


山頂から下山を始めて90分、八方池まで戻ってきました。
往路では池の上部の第三ケルンを通過しましたが、帰り道は池のふちまで行きます。
ただ、雪も残っていることもあって、ビューポイントには入れなくなっています。

唐松岳から八方池

そのため、このすぐ手前から山を見ていました。


唐松岳から八方池

これが限界でしたが、風の中で良く見えたほうだと思います。
白いアルプスは夏が近づくにつれて少しずつ黒くなっていきます。
見える日、全く見えない日がありますが、八方池の眺めは多くの方にご覧になっていただきたいものです。


八方池の脇にも一部雪の上を歩く区間が残っていました。

唐松岳から八方池

歩いちゃいました、唐松岳
花の数は夏の盛りほどは多くはありませんでしたが、景色も花も充分に楽しめた登山でした。
次は白馬大池!?
とは言いませんが、やっぱりこうして歩くと気持ちがいいです。
景色から、山から力をもらうように思います。

無理せず、楽しく。
今年も山を楽しみましょう。



もちろん筋肉痛w
とみしん

23:48 | Comment(1)
この記事へのコメント
それでは、7/18 10:00に栂池でお待ちしています。
Posted by sugasuga at 2018年06月28日 13:02
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