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2018年07月04日

天狗原からもう少しだけ登って・・・

天狗原でしばし考えました。
この先、行けたら白馬大池まで行きたいなと思っていました。
とはいえ、ここから先は長い雪面を登らねばなりません。
もちろん帰りは下り

雪は例年通りくらいは残っていました。
人が歩いている様子も天狗原から眺められました。

栂池からこの天狗原まで登るまでに案外ばてていまして・・・・
先週の唐松岳は調子が良かったのになぁと思いながら、考えていたのです。

でも、時間を決めていけるところまで行ってみよう。



栂池から歩き出して9:50
天狗原に到着したのが11:00

そして、11:20
思い立ちまして、登山道を進むことにしました。
13:00頃には帰路につこう・・・と決めて。

白馬大池へ

雪の上に立つと、冷たい風を感じます。
心地よい、本当に心地よい風
それとともに体が軽くなりました。

そこで気づきます。
先週の唐松岳と、この日の大きな違いは、自分の体調よりも、気温だ!!
蒸すように暑かったのです。山の上でさえも。


雪の上にはブヨがやたらと飛んでいて、これ虫よけスプレー効かないですからね、虫よけネットでも持ってきたほうが良かったかなと思いながら、でも涼しさが心地よく、ゆっくりと登りました。

白馬大池へ

目の前には大きく広がる雪面
中央左側に上から下山してくる二人登山者が写っています。
夏は岩場の登りになりますが、夏でも雪の箇所が残るところです。
登山ガイドでもここの雪渓のことに大きく触れていないことが多く、歩いてきたというお客様との話の中で、ここが怖かったとよく聞く場所でもあります。

白馬大池へ

ただ、雪には一本のロープが垂らしてあります。
視界不良の時にもこのロープは目印になります。
踏み後もそれなりにあるので、登りではアイゼン不要(あるなら履きましょう)
ストックで登れます。

雪面の斜度はところによって変わっていきます。
少しずつ急になります。

白馬大池へ

振り返ると天狗原の湿原が眼下に変わり、登ったんだと実感。でもまだまだ登りますよ!!

ほぼ水平だと思います。
一度止まって水平にカメラを構えてみました。

白馬大池へ

登りはあまり感じない急な度合い、帰り道の下りが勝負ですw


そのまま登ると、ロープは岩場に消えていきます。

天狗原と白馬大池

登るときは天気がすぐれなかったので、下山時の写真で雰囲気を感じてください。
左手に岩場を見ながらさらに雪面を登ります。
この時は斜度もわずかに緩やかになっていきますよ。

そして、ルートを知っている方なら問題ありませんが、初めてここを登る方は覚えておきましょう。
白馬大池に行くには、途中でこの雪渓をトラバースする必要があります。
どこでかは、これから歩く方は、左手にこの岩があったら!!

白馬大池へ

雪から見えてきている → 大池

これを見落とさないようにしましょう。
または、対岸にこれが見えたら

白馬大池へ

って、実際には雪の上にモクモクが出たり、対岸はそれなりの距離なのでこんな風には見えません。
見落とさないように、雪の上には紅ガラ(ルート案内)は撒かれていません。


雪の上を登ってきまして、斜度もあるのでしんどいところもあります。
ただ、実はこの雪渓を過ぎると、あとはそんなに大変ではありません。
白馬乗鞍岳というだけあります。
乗鞍へと上がっていくのです。

白馬大池へ

ミヤマダイコンソウにキバナノコマノツメと黄色が目立つ登山道
風景はがらりと変わって、森林限界をいつの間にか超えていました。
道も分かりやすく・・・・・でも雲雲

白馬大池へ

山の上にいる雰囲気ですが、景色が足りません。


そうこうしているうちに、正面にケルンが見えてきて、白馬乗鞍岳に到着です。
12:15

白馬大池へ

白馬乗鞍岳まで来たのなら、白馬大池はそう遠くはありません。
ケルンの先でゆるやかな下りへと変わり、数分も進めば目の前に大きな景色が広がります。

天狗原と白馬大池

白馬大池です。
奥には朝日岳に雪倉岳と花の山が連なります。わずかでも見えてくれていました。
そして白馬大池にはまだ氷が一部残っています。

ハイマツに囲まれた山上湖です。
岩場を下っていくと、池が近づきます。
池に残る雪が形を作っています。

天狗原と白馬大池

大池を左手に見ながら、赤い建物、白馬大池山荘へと行っちゃいましょう。
黒い雲が出てきていて、雷だけはならないでください。そう思いながら。

さっきの写真にも写っていましたが、登山道の一部が雪の上を横切ります。

天狗原と白馬大池

滑って池に落ちたら身体凍りますねww
転がり落ちるよりもある意味スリルを感じつつも、歩いてみたら大した距離ではありませんでした。

静かな白馬大池山荘に到着です。

天狗原と白馬大池

時計は12:45でした。

花盛りにはまだまだ早い白馬大池
それでも雪が消えた場所でハクサンイチゲが見られました。

天狗原と白馬大池

また、ウロウロしていたら会いたかった花に会えました。うれしいなぁ。
ハクサンコザクラ

天狗原と白馬大池

ここの群落は見事なもの。
気の早いハクサンコザクラが見られてラッキーでした。

お昼ご飯は山荘のカップヌードルもいいかなと思いつつも、持ってきたパンで済ませます。
山荘前の広場でまたもや一枚撮ってみました。

2018年7月2日白馬大池にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA




ここでクイズでーす
この写真のどこかに、私写っちゃったんですw
よかったら私のことを探してください。

私だとちゃんとわかる証拠付きです


お付き合いいただきましたかた、ありがとうございました。
それはいいとして

天狗原と白馬大池

白馬大池山荘は入口だけ見て、汗が引くのを待って、帰りのことを考えます。
栂池自然園を見ていく時間はないななんて余計なことを考えつつ

今年もう一度来れるかわかりませんが、どなたか私、知っている方が7/18頃にここに来るのでしょうねと、ほとんどの方には意味不明なことを考えながら、戻ることにしました。

予定を少し回った
13:15 のことです。

往路と同じ道を戻ります。
長い雪面はアイゼンを使わずに下山
そのかわり、両手にストックを持って下りました。
二度ほどコケましたが・・・。
アイゼンお持ちであれば雪に出る前に装着しておきましょう。
6本くらいのものがあると良さそうです。


天狗原に降りてきた際、登りに通ったよりも景色がきれいに感じました。
別天地、そんな言葉が似あう!?

天狗原

珍しく?待ち受け画面に設定してみました。
天狗原の空を映す湿原です。


お茶を飲み、栂池へ下山


コースタイムだけ記します。


【コースタイム】
9:50 栂池出発
10:30 銀嶺水
11:00 天狗原到着
11:20 天狗原出発、雪面へ
12:15 白馬乗鞍岳
12:45 白馬大池到着、お昼と散策
13:15 白馬大池出発、帰路へ
14:20 天狗原へ
14:50 天狗原出発
15:30 栂池到着

というスケジュールでした。

そうそう、歩いたらこれ。売切れる前に買っておきませんと。

天狗原と白馬大池

さるなしソフト、今年もお世話になります!!


栂池自然園前から見上げる白馬乗鞍岳
この時間になって、再び青空が広がってくれました。

天狗原と白馬大池

三角屋根のビジターセンターの情報に見えている白い部分のもっと右側を登ってきたんですね。

いやいや、歩くのは早くありませんが、雨にも雷にも会わずに行ってくることができました。


それと、もうすでに通行止めになっているものだと思いますが、自然園の入口に並べられた多くの資材。
今年は自然園の中のヤセ尾根の階段を作り直すそうです。

栂池自然園

お金ありますね、小谷村。
この場所からヘリでヤセ尾根へ運び、そこでは人の手で組み立てられるそうです。
時間がかかりますでしょうから、今年一年はヤセ尾根は通行止めじゃないでしょうか!?


唐松岳でも書きましたが、今年はコバイケイソウが当たり年
花がたくさん咲きそうです。
また、ロープウエイから良く見えますが、オオシラビソの木に松ぼっくりが結実しています。
これも何年かに一度のこと。こちらも当たり年になりました。


動いているロープウエイの窓越しにとったので、逆光になってしまっていますが、わかりますか?

栂池自然園

栂池自然園へは、夏の間にまた行きたい。
改めてどこかで時間があれば。

ソフトクリームをいただいて、栂池で働く知人と話していたため、下るのは遅くなってしまいました。
丸一日山でゆっくりした休日。


白馬に来れば、すぐ近くですよ。


天気予報が少しの間優れませんが、山の花はいい頃を迎えてきています。
山へは雨具を忘れずにお出かけください。



今しか行けない山だもの、歩けたことに感謝!
とみしん


23:59 | Comment(0)
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